今週(2017年3月5日)私と妻は東京都内にある乃木神社にて神前結婚式をあげます。
そこで今回は、これから結婚式を挙げる人向けに神前式の解説そして乃木神社を例に神前式での結婚式費用(衣装や披露宴など)についてご紹介します。
(費用の話は記事後半に記載してあります)
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神前式とは
神前で杯を交わし、結婚を誓うスタイル。結婚を先祖の神々に報告するというもので、明治時代に始まったといわれている。
雅楽や入り舞が入ることもあり、日本古来の奥床しい結婚式。
神前式の流れ

出典:【挙式】挙式~乃木神社~|乃木神社・乃木會館 | マイナビウエディング
1:新郎・新婦準備、式場へ移動(挙式2時間半前)
新婦の準備時間は1時間半、新郎は30分。
2:新郎新婦写真撮影(挙式1時間前)
神社の境内などで撮影。
3:両家親族紹介(挙式30分前)
挙式直前に、控え室などで両家そろって親族紹介を行います。この時の紹介のやり方は、それぞれの家族に任されます。
4:神前にて結婚式(所要時間30分)
控え室から新郎新婦・参列者一同で拝殿に移動します。神社によって神社によっては拝殿に向かう行列「参進の儀」から始まります。
ちなみに私たちが結婚式を挙げる乃木神社はこの参進の儀から始まります。
神前式結婚式の詳細
1:参進(さんしん)
出典:【挙式】挙式~乃木神社~|乃木神社・乃木會館 | マイナビウエディング
心を清らかに整え神前に一歩ずつ向かう
親族紹介を終え準備が整い次第、式場になる拝殿に向かいます。私たちの神前式もそうですが、親族・友人などの参列者で行列を作り、境内に進むことを参進と言います。
2:斎主一拝(さいしゅいっぱい)
本殿にいる神様にご挨拶
拝殿に入ったら、それぞれ決められた席に着席。太鼓の音などを合図に神前式が始まります。
斎主は、神前式を執り行う神職さんです。
まずは神職さんや参列者と共に神様に向かってお辞儀を行います。
3:修祓(しゅばつ)

出典:【挙式】挙式~乃木神社~|乃木神社・乃木會館 | マイナビウエディング
神様にお声かけをする前にまず心身を清める
神職さんが大麻という祭具を使って参列者の心を清めます。
4:献饌(けんせん)
神様に陸・海・山のご馳走をお供えする
神様に結婚の報告をする前に、陸・海・山の代表的(お酒、お米、塩)な食べ物をお供えします。
5:祝詞奏上(のりとそうじょう)
新郎新婦の結婚について神様にお伝えする。
昔の言葉を使い、神職さんが新郎新婦にかわり、神様に結婚の報告をします。
6:誓盃の儀(せいはいのぎ)

出典:【挙式】挙式~乃木神社~|乃木神社・乃木會館 | マイナビウエディング
これから夫婦になる盃を交わす
大中小三段重ねの盃を使い、先ほどお供えしたお酒を注いで新郎新婦で交互に盃を交わします。
7:誓詞奏上(せいしそうじょう)

出典:【挙式】挙式~乃木神社~|乃木神社・乃木會館 | マイナビウエディング
神前で新郎新婦の誓いを立てる
神前式の一番のクライマックスですが、神前で夫婦の誓いを述べます。
基本的にここで読み上げる文章は、事前に式場で用意してくれます。
8:巫女舞奉奠(みこまいのほうてん)

出典:【挙式】挙式~乃木神社~|乃木神社・乃木會館 | マイナビウエディング
舞で神様に和んでいただく
神社によっては、巫女さんが舞を行います。
9 :玉串拝礼(たまぐしはいれい)

出典:【挙式】挙式~乃木神社~|乃木神社・乃木會館 | マイナビウエディング
神様のそばに近くに進み自らの真心を捧げる
新郎新婦が神様への捧げ物として玉串を神前に奉納します。
10:親族盃の儀(しんぞく さかづきのぎ)
新郎新婦両家で盃を交わす
両家の家族全員で盃を交わします。
11:斎主一拝(さいしゅいっぱい)
最後に改めて神様にごあいさつ
最後に両家・参列者全員で神様にあいさつをします。
これで神前式が終了となります。
神前式・衣装・披露宴の費用って一体いくらかかる?
結婚式を考える上で必ず考えないといけない部分が予算です。
ネット上のサイトだと費用はあくまで平均値しかのっていないので、今後結婚式を挙げる人の為に実際に私たちが挙げる乃木神社の神前結婚式を元に費用がどれくらいかかるのかお伝えします。
費用の総額(乃木神社)
乃木神社で神前式・披露宴を40名程度で行う場合総額約200万円ほどかかりました。
40人数前後で都内の有名な結婚式場を見積もりを取りましたが、だいだい200万円〜300万円です。
世界的にも有名なリッツ・カールトンホテルでも見積もりを取りましたが、40人数規模でも400万円はかかりそうでした。
なので200万円は比較的安いほうかもしれません。
神前式の費用(乃木神社)
乃木神社の神前式の挙式料金は15万円です。
これだけだとものすごく安く感じるかもしれませんが、ここから衣装代、動画・写真代を含めてプラス30万円で神前式をあげるのに約50万円かかりました。
披露宴無しで挙式だけ挙げることを考えている方は50万円前後を見積もっておくと良いかもしれません。
衣装の費用(乃木神社)
衣装の費用は、費用面でも一番気になるところだと思います。
衣装は私が紋付袴を1着、妻が白無垢、色打掛の2着、計3着をレンタルしました。
それで費用ですが、私の紋付袴が7万、白無垢が10万、色打掛が50万です。
今回は、私たちの結婚式では妻の衣装に予算をフォーカスしたので費用が比較的高めになっています。
紋付袴や白無垢に関しては10万円前後を見積もっていれば問題ないと思いますが、色打掛はこだわろうとすると3桁は軽く超えてきます。
私も妻の衣装の試着の時一緒にいたのでわかるのですが、正直値段に応じて色打掛の質が素人目でも明らかに違います。
奥さんが衣装にこだわる人であれば、旦那さんは頑張りどころかもしれません。笑
披露宴の費用(乃木神社)
こちらの写真の会場で披露宴をあげます。
神前式・衣装の費用を除いて約100万円が披露宴での費用になります。
プランを駆使すれば費用を安くできる!
今回の神前式・披露宴は乃木神社で用意されていた2016年限定プラン「恵」というプランを使いました。
限定プランを使えば通常のプランより費用をより抑えられるので乃木神社で結婚式を挙げることを検討している方は必ずチェックしましょう!