台湾人と結婚すると夫婦別姓?結婚後の苗字、国籍、長期滞在(ビザ)などの疑問を解決します!

※記事内には広告を含む場合があります。

f:id:nextfrontierym:20170228183115j:plain

台湾人と結婚すると日本人同士で結婚するのとは違い、さまざまな特殊な状況(夫婦別姓・国籍・ビザ)に直面します。

今回は、これから台湾人と結婚する日本人の方向けに、台湾人と結婚すると出てくる大きな疑問を簡単に解決します!

台湾人と結婚すると夫婦別姓になる

f:id:nextfrontierym:20170228183336p:plain

台湾では結婚しても夫婦別姓です!

台湾人同士はもちろん台湾人と外国人(日本人)との結婚の場合でも結婚後は夫婦別姓になります。

なので私と妻は結婚しても苗字は変わりません。

選択できるが、別姓が多い。1985年民法において、冠姓が義務づけられていたが、当事者が別段の取り決めをした場合はその取り決めに従うとされていた。

その後1998年の改正で、原則として本姓をそのまま使用し、冠姓にすることもできると改められた。職場では以前から冠姓せず本姓を使用することが多かったという。

子供の姓は、原則的に父系の姓が適用されていた(入夫の場合は逆)が、1985年の改正で、母に兄弟がない場合は母の姓にすることもできるようになった。

このとき、兄弟が別姓となることも可能となった。

しかしこの改正についても男女平等原則に反するとして、2008年の戸籍法改正で父の姓か母の姓か両親が子供の姓を合意し、両方の署名を入れ役所に提出することとなった。合意に至らない場合は役所が抽選で決める。

出典:夫婦別姓 - Wikipedia

結婚の際は、日本にも婚姻届けを提出しますが、台湾はもちろん日本の戸籍上でも私と妻の苗字は異なる名前で入っています。

あまり名前に対してこだわりがないので夫婦別姓でも私自身は全く気にしませんが、これから台湾人との結婚を考えている日本人の方は知識として持っておくと良いかもしれません。

スポンサーリンク
 

日本の戸籍上は台湾人は中国人

日本のニュースやネット上の意見で台湾と中国と一緒にするなという日本人のコメントを見ることが多々ありますが、実は日本も国としては台湾は中国の一部という立場をとっています。

なので台湾人と結婚した後、日本の戸籍上に台湾人の国籍は中国として表記されます。

結婚しても国籍は別々

友人や国際結婚について相談してくる人の中で勘違いしている人が多いですが、外国人と結婚するだけでは国籍が変更になることはありません。

戸籍上もあくまで日本人と台湾人(中国人)との結婚になります。

国籍を変更したい場合別途手続きや条件があります。

入籍手続きだけでは長期滞在(ビザ取得)できない

f:id:nextfrontierym:20161205162228j:plain

台湾人と結婚した場合、結婚後は台湾か日本どちらかに生活の拠点を移す人が大半だと思いますが、入籍手続きをしただけでは長期滞在は認められません。

あくまで入籍は長期ビザ(配偶者)の権利がもらえるだけなので、所定の手続きを踏んでビザを取得しなくてはいけません。

私は台湾に生活拠点を移すので台湾の居留ビザ(配偶者)を取得しました。

【台湾の居留ビザ(配偶者)の取得で必要な書類】

1:旅券:申請時に残存期限が6ヶ月以上の原本と写し

2:申請書1通(本人の署名が必要)

◎2012年4月から申請書はウェブサイトで作成することになりました。 専用ウェブサイト(https://visawebapp.boca.gov.tw)にアクセスして個人情報を オンライン登録し、PDF形式のビザ申請書二枚をプリントアウトの上、署名欄に署 名し、必要な書類を添付して窓口に提出すること。

3:写真2枚(4cm x 5cm、申請日前6ヶ月以内に撮ったもの)

4:台湾の戸籍謄本1通(発行日から3ヶ月以内のもので、 婚姻登録、配偶者の国籍及び外文姓名が記載されていること。)

5:日本の戸籍謄本1通(発行日から3ヶ月以内のもの)及びその写し2通 ◎戸籍謄本の認証が必要

6:無犯罪証明書(発行日から3ヶ月以内のもの)

7:健康診断書 ◎検査受けて3ヶ月以内のもの ◎病院のフルネーム印が必要 ◎健康診断書は所定フォームを利用して、行政院衛生福利部指定の 病院または日本の病院、医院に検査を受け作成してもらうこと

8:出生証明書或いは出生届(申請者が未成年者の場合)

9:査証手数料(「旅券、査証、証明関係手数料」のページ参照)

10:所要日数:翌々日発行(休館日を除く)(状況によりそれ以上の日数を要する場合もある) ※未成年申請者の両親が離婚している場合は、申請者の親権を証明 するものが必要。

出典:居留査証 - 台北駐日経済文化代表処

スポンサーリンク
 

最後に

今回は、台湾人と結婚する上で多く日台カップルが疑問に思うことを簡単に解説しました。 入籍手続きはもちろんビザも取得にも時間がかかるため計画的に結婚手続きを進めていきましょう!