就活生が気になるTOEICスコア。
私も学生時代TOEIC学習をした理由の1つが就活です。
また新卒の就活時代どうしても大手企業に行きたく就職浪人も経験しましたが、現役時よりTOEICスコアを上げて挑んだ浪人時代の就活はそれで有利に感じることが多々ありました。
今回は、私の実体験を踏まえてTOEICスコアと就活の関係性についてお話しします。
TOEICと就活
約7割の企業が、採用時にTOEIC L&Rスコアをチェック
エントリーシートのTOEIC L&Rスコア記入欄。空欄で出すことに、不安を感じている方も多いのでは!?上場企業を対象にして実施した調査では、採用時にTOEIC L&Rスコアを参考にしている企業は、69.3%。グローバル化に対応するため、業務で英語を使用する企業も増えており、新入社員にも英語力を求めています。スコアがあれば、履歴書の資格欄に記入することも可能。
エントリーシートや履歴書の空欄をなくすためにも、まずはTOEIC L&Rを受験して、スコアを取得しよう!
TOEICハイスコアは就活に有利!
私の経験上からも言えますが、TOEICハイスコアが就活に有利なのは間違いない事実です。
誰もが知っている大企業を始め学歴で足切りもする企業が多々ある中で、部活動など特別なことをやっていない私のような高学歴(早慶上智以上)でない一般大学生にとって、TOEICのハイスコアは学歴差を埋めることができる数少ない取り組みの1つです。
なぜ学歴差を埋める取り組みが少ないかというと、そもそも大学生時代で自分が所属している大学を超えて比較できるツールが少ないからです。
大学の成績・サークル・アルバイトはあくまでその環境下での評価や努力であって、他の大学に通っている学生と優劣を決めることは残念ながらできません。
なので企業側は、誰もが必ず通る道「大学入試」の結果つまり学歴を重視するしかなくなります。
しかし年間250万人以上の人が受けるTOEICなら学歴差を完全に埋めることができなくても、自分が所属している大学を超えて他の大学の学生と勝負ができます。
また結果を出せば「少なくても勉強という面で結果を残せる人」という証明ができ、そこで初めて高学歴の人と勝負が可能になります。
そして私は大学生時代留学に行ったものの、国内で1500時間以上
アルクのTOEIC通信講座を利用しながら4年間でTOEIC280点からTOEIC805点までスコアを上げました。
その過程で2度の就活を経験しましたが、実際に私のTOEICスコアを軸に現役時代と浪人時代どのように就活が違ったか以下で説明します。
就活現役時代
【現役時のスペック】
- 中堅大学
- TOEICスコア750点
- 2度の短期語学留学(イギリス・アメリカ)
就活現役時代の英語アピールポイントは上記2つでしたが、国際物流の大手企業(近鉄エクスプレス・郵船ロジスティクスなど)では最終面接まで行けたものの、ほとんどの有名大手企業(私の場合は航空会社・メーカー)は履歴書で落とされました。
就活時代超大手志向だった私は国際物流の大手企業の最終面接に落ち悔しく、親の助けもあり英語関係のスペックを上げることを必須条件に、就活浪人をすることを決意しました。
就活浪人時代
【浪人時のスペック】
- 中堅大学
- TOEICスコア805点
- 2度の短期語学留学(イギリス・アメリカ)
- カナダ現地の貿易会社で海外インターン
赤字で書いたところが現役時代と違う点ですが、浪人時代は現役時代の就活とは状況がかなり変わりました。
航空会社で言えばANA・JAL、メーカーは富士重工・日清食品をはじめ受けた大企業で足切りをされることはほぼありませんでした。
ある大手玩具メーカーから海外営業職で個別に連絡をいただき特別な選考を受けることもできました。
結果としては大手企業は私に合わなかったらしくITの会社に進むことになりましたが、TOEICのスコアと就活には間違いなく関係性があることを感じた就活生活でした。
TOEICスコアの目安は800点以上?
中堅大学以下の学生でTOEICで学歴差を埋める場合はTOEIC800点以上(最低でも730点)の取得が望ましいです。
私の場合、大学に入学したタイミングで受けたTOEICスコアは280点だったので、そこからのスコアアップ過程もアピールしましたが、大事なのはスコアの結果だと感じさせられました。
TOEIC800点は取得するためにはかなりの勉強が必要になりますが、中堅以下の大学生で高給がもらえる大企業に足切りされず選考に進むためには数少ない有効な努力です。
短期間でも確実にTOEICスコアを伸ばせる学習ツール
ここまでお伝えした通りTOEICスコアが高い人は確実に就活で有利になります。
そのためもしあなたがまだ大学生1,2,3年生であれば是非TOEIC学習を日々行い高いTOEICスコアを取ることをおすすめしたいです。
以下に私も使ったことがある教材含めて2つ程現在TOEIC学習において優良な学習ツールを2つご紹介します。
アルクTOEIC通信講座
私が学生時代のTOEIC学習でTOEIC800点を越えることができた大きな要因がアルクTOEIC通信講座でした。
途中スコアが1年間500点台で停滞したタイミングで使ったところたったの数ヶ月間で600点を超え、最終的にTOEIC800点を越える原動力になりました。
費用は高めですが、アルクTOEIC通信講座を越えるTOEIC学習ツールは他にありません!
スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース
ここ最近話題になっているスタディサプリENGLISH TOEIC対策コース。
月額たったの2,980円で、TOEICに関するさまざまなことを学べます。
特に移動時間の学習ツールとして効果的です。
最後に
TOEICハイスコアを取得したからといって必ず内定がもらえたり、それ自体で仕事ができる証明にはなりません。
しかしそれを持つ人・持たない人では就活や今後の人生の選択肢の数が大きく異なっていきます!