私のように台湾人と結婚後台湾に移り住むことを計画している人もいると思います。
そのためには台湾の居留ビザ(配偶者)と居留証(ARC)を取得しなくはいけません。
しかしネット上でこの情報を探そうとするとさまざまなサイトに散りばめられているので難しく感じると思います。
私もこの2つを取得しようと考えてネットでいろいろ調べ始めた時はとても大変な印象を受けました。
しかし実際の手続きはとても簡単です。
今回は、台湾人と結婚手続きが完了し台湾に移り住むたいという人向けに私が実際に行った流れで居留ビザと居留証の取得方法を既に作成している関連記事と共にご紹介します。
居留ビザと居留証の違い
居留ビザと居留証の違いについて簡単に説明すると居留ビザは他の国同様に長期的に台湾に滞在することができる証(ビザ)です。
そして台湾の場合居留ビザ取得し、ビザを使い台湾に入国後15日以内に指定の移民局に行き居留証を受け取る手続きをしなくてはいけません。
そのため台湾の居留ビザを取得する際は基本的にシングルで申請します。
私はこのことを知らなくオンライン申請時にはマルチで申請してしまいましたが、台北駐日経済文化代表処での手続き当日に受付の人に変更してもらいました。
居留証は言葉の通り台湾に長期的に居住できる許可証です。
この居留証があると期間内であれば台湾への出入国は自由、台湾の国民健康保険加入の権利を得ることができたり、また保険に加入していない状態でも台湾での治療費がノービザの人に比べて80%程度オフになったりします。
非常に便利です!
【日本】居留ビザ申請・取得方法
私は居留ビザの手続きを全て日本(東京)で行ったのでその流れで記載します。
居留ビザの申請に必要なもの
1:旅券及び旅券コピー:申請時に残存期限が6ヶ月以上の原本と写し
2:申請書1通(本人の署名が必要)
◎2012年4月から申請書はウェブサイトで作成することになりました。
専用ウェブサイト(https://visawebapp.boca.gov.tw)にアクセスして個人情報を オンライン登録し、PDF形式のビザ申請書二枚をプリントアウトの上、署名欄に署 名し、必要な書類を添付して窓口に提出すること。
3:写真2枚(4cm x 5cm、申請日前6ヶ月以内に撮ったもの)
4:台湾の戸籍謄本1通(発行日から3ヶ月以内のもので、 婚姻登録、配偶者の国籍及び外文姓名が記載されていること。)
5:日本の戸籍謄本1通(発行日から3ヶ月以内のもの)及びその写し2通 ◎戸籍謄本の認証が必要
6:無犯罪証明書(発行日から3ヶ月以内のもの)
7:健康診断書 ◎検査受けて3ヶ月以内のもの
◎病院のフルネーム印が必要
◎健康診断書は所定フォームを利用して、行政院衛生福利部指定の 病院または日本の病院、医院に検査を受け作成してもらうこと
8:出生証明書或いは出生届(申請者が未成年者の場合)
9:査証手数料(「旅券、査証、証明関係手数料」のページ参照)
10:所要日数:翌々日発行(休館日を除く)(状況によりそれ以上の日数を要する場合もある) ※未成年申請者の両親が離婚している場合は、申請者の親権を証明 するものが必要。
居留ビザ取得の流れ
1:台湾と日本でそれぞれ必要分の戸籍謄本(配偶者記載あり)を準備
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2:https://visawebapp.boca.gov.twにアクセスし居留ビザの事前申請を行う
- 記入は英語もしくは中国語
- 申請書は必ずPDFでダウンロードしPCに保存
- 申請書のコピーには証明写真を貼り付ける
- 居留証を取得するのでシングルで申請
↓
3:本籍地の警察本部にて無犯罪証明書(犯罪歴証明書)を取得
↓
4: 指定のフォームで健康診断書を取得
※無犯罪証明書と健康診断書取得の流れは逆でも問題ないですが、両方とも取得に時間がかかるため並行して行うことをおすすめします。
↓
5:上記全ての書類の準備ができた後台北駐日経済文化代表処に行き居留ビザの申請
- 申請費用がかかる
- パスポートと日本の戸籍謄本のコピーが必要(東京の台北駐日経済文化代表処にはコピー機あり)
↓
6:申請から2日後居留ビザを取得
【台湾】居留証(ARC)の申請・取得方法
居留ビザを日本で受け取り台湾に入国後居留証の手続きを行います。
詳細は以下記事をご覧ください。
まとめ
居留ビザから居留証の取得までの流れを可能な限りシンプルに説明しました。
そこまで難しい手続きではないので安心してください!
またビザに関する情報は台北駐日経済文化代表処の公式サイトにも記載されているので必ず合わせてご確認ください。