妻(台湾人)と結婚して台湾で暮らすようになって私が実体験した台湾と日本の違いをこれから時々紹介していきます。
今回は食事に絞り台湾と日本の違いをお話します。
台湾と日本の違い(食事編)
台湾には自炊という文化がない、基本は外食や弁当
日本だと基本的に食事は自炊という文化が根付いていますが、台湾では外食もしくは弁当が基本です。
しかし勘違いしてはいけないのが、外食や弁当といってもけして日本のレストランで食べるようなクオリティが高いものでなく粗末なものが多いです。
台湾人の平均年収が日本円で160万円と言われています。
そのため1日あたりの使える食事も限られていて1食あたり使っても300円程度という人が多いです。
日本同様台湾でも300円で食べられるクオリティの食事はけして高くはありません。
ここでスーパーで食材を買って自炊すれば安く食べられるじゃん?
と思った人がいると思いますが、台湾のスーパーで売られている食材は、現地の台湾人からすると値段は高いので、自炊するより外食や弁当で済ませた方が食費が削減できるので、結果的に自炊文化がないのです。
台湾のレストランではテイクアウトやお持ち帰りが可能!
台湾のレストランは、基本お持ち帰りやテイクアウトができます。
日本では衛生面上の都合でファーストフード以外で認めているお店は少ないですが、台湾ではどこのレストランでもそれができるのでより自炊無しの文化に拍車をかけたのだと思います。
台湾人女性は料理が作れない?
自炊文化がないから台湾人女性は料理ができないという説が広まっていますが、今の台湾のスーパーの食品事情から考えると自炊の難しさを認識させられました。
日本は自炊文化があり各食品メーカーが家庭で簡単に作れるようにさまざまな食品が売られています。
たとえばクックドゥの麻婆豆腐の元やパスタのソースなど。
これを使えばそれなりに形になるという非常に便利なツールです。
しかし台湾ではこのような食事を作るための補助食品が売られていないため、たとえば麻婆豆腐を作るにしても豆板醤や甜麺醤などを使い一からソースを作らないといけないのです。
ちなみにこの記事トップに掲載した写真は妻のお母さんが実際に作った料理ですが、補助食品なしでこれだけのクオリティが作れることにすごく尊敬しています。
はっきり言ってこの状況であれば日本人の多くが自炊ができないのではないでしょうか?
ちなみに私自身妻から言われたことですが、台湾人女性の中には「日本人が作る料理は自炊・手作りではない」と厳しい意見を言う人も多いです。
また料理を補助してくれる食品が少ないこともあり、台湾の日常の食事は台湾・中華料理がほとんどです。
日本のお米は本当に美味しかった
日本では当たり前に食べていたお米ですが、時々ローカルな安い店に行きチャーハンを食べると味は美味しいですが、お米自体がまずいと感じることがあります。
お米ってどのブランドでも同じでしょ?と思っていましたが、あまりにも質の低さからお米によってはこんなにまずいのかと思い知らされました。
日本のお米は本当に質が高いです。